プレゼン・仕事

メモからプレゼン資料を作る方法

聞き手に必要なのは、要点、根拠、そしてはっきりした次の一歩です。メモからプレゼン資料を作る前に、そのプレゼンで聞き手に何をしてもらいたいのかを決めましょう。

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ノートからスライドへ例

1枚に1つの主張。
説明する余白を。

短いスライドは、明確な構成から。
1枚に1つの要点と、その根拠
要点

聞き手と、その人に必要な判断を決めます。スライド1枚に役割を1つ割り当てて構成を作り、書かれた内容をメモと照らし合わせます。Phraseでは、アシスタントにスライドの作成と修正を頼み、PDFで書き出すか、iPhoneから発表します。

01

1つの企画メモから始める

短い承認の打ち合わせのための、企画メモが1つあります。提案する計画、担当者、まだ決まっていないことは、どれもスライドに移しても失われてはいけません。特に、決まっていないことに注意しましょう。

例:元のメモ
図書館ボランティア受付の試験運用

コーディネーターに、土曜の10:00〜12:00に2時間の試験運用を行う承認をもらう。共用のカウンターで列ができているとスタッフから報告があるが、待ち時間は測っていない。ボランティア専用の受付デスクを試す。ボランティア12人に声をかけたが、参加は確定していない。Miaがデスクを運営する。Devが来場者数を数え、15分ごとに列の長さを記録する。予算上限の案:看板と備品に120米ドル。承認も支出もまだない。Leeが火曜までに予算を確定する。Miaが火曜までに場所を確定する。両方が確定するまで、試験運用は告知しない。
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コーディネーターが決めるのは、試験運用を承認するかどうかです。短縮できる時間を予測して書けば、メモに根拠のない主張を足すことになります。

02

メモを5枚のスライドにする

スライドスライドに載せること口頭で説明すること
1枚目:2時間の受付の試験運用を承認する土曜の10:00〜12:00。承認をお願いしたい。計画はまだ提案。実施するかどうかをたずねている。
2枚目:専用の受付デスクを試す共用のカウンターで列ができているとスタッフから報告がある。待ち時間の基準値はまだない。試すのは専用デスクという案で、改善はまだ測っていない。
3枚目:小規模に実施し、様子を観察するボランティア12人に声かけ済み、参加は未確定。Miaがデスクを運営。Devが来場者数を数え、15分ごとに列の長さを確認。誰が何をするかを説明する。声をかけた人を、参加が確定した人のように言わない。
4枚目:予算上限を120米ドルとする案看板と備品。予算は承認待ち。支出はまだない。この金額は上限の案で、承認された予算でも実際の費用でもない。
5枚目:場所と予算を火曜までに確定するLee:予算。Mia:場所。告知は両方の確定後。進めるための条件と、その担当者で締めくくる。
図書館ボランティア受付の試験運用
  • 土曜の10:00〜12:00
  • ボランティア専用の受付デスク
  • Miaが運営し、Devが来場者数を数える
  • 予算上限の案:120米ドル
  • LeeとMiaが火曜までに確定
  1. 12時間の受付の試験運用を承認する
  2. 2専用の受付デスクを試す
  3. 3小規模に実施し、様子を観察する
  4. 4予算上限を120米ドルとする案
  5. 5場所と予算を火曜までに確定する
企画メモと、そこから作る5枚のスライド。どのスライドのタイトルも、メモに書かれていることから取っています。

この構成は、この例のために書いたものです。いちばん情報が多いのは3枚目なので、詰まって見えるなら2枚に分けましょう。ほかの発表では、別の枚数が合うこともあります。

03

範囲をはっきりさせて、スライドを頼む

ノートのチャットで使うか、プロンプトのあとに元の文章を貼り付けます。聞き手と枚数は、目的に合わせて変えてください。

メモからプレゼン資料を作るプロンプト
下の元のメモから、5枚のスライドを作ってください。

聞き手:この計画を承認するかどうかを決める人。
目的:提案、その根拠、必要な判断を説明する。

各スライドには、わかりやすいタイトルと、読みやすい少しのテキストを入れてください。提案、確定した事実、未解決の問いは区別してください。名前、数字、単位、日付、担当者はそのまま残してください。調査、承認、結果、引用を作り出さないでください。

足りない情報は、私が確認できるよう別に一覧にしてください。すべての細部をスライドに載せる代わりに、口頭で説明すべきことを提案してください。

元のメモ:
[ここにメモを貼り付け]
テキストファイルをダウンロード

Phraseでは、ノートを開いて、アシスタントにスライドの作成を頼みます。できたスライドは、iPhoneやiPadでは「作品」、Macでは「アーティファクト」から開けます。「担当者と計測の間隔は残したまま、3枚目を短くして」のように、具体的な修正も頼めます。

会議ノートと、そこからPhraseが作ったスライドのうちの3枚。
04

見た目を整える前に、内容を確かめる

  • 数字は、何の数字かと一緒に読みます。声をかけた人数か参加者数か、案か承認済みか、見積もりか実績か。同じ数字でも、意味が違うことがあります。
  • 名前、日付、担当者、単位を元のメモと照らし合わせます。この例なら、120米ドルが「1人あたり120」になってはいけません。
  • 根拠のない結論は削ります。列を観察しても、何%改善したかはわかりませんし、列ができた原因の証明にもなりません。
  • 決まっていないことは、見える形で残します。スライドのタイトルで、「承認をお願いしたい」を「試験運用を承認済み」に変えてはいけません。
  • 初稿: 試験運用を承認済みメモで確認後: 承認をお願いしたい
  • 初稿: ボランティア12人が参加メモで確認後: ボランティア12人に声かけ済み、参加は未確定
  • 初稿: 1人あたり120米ドルメモで確認後: 予算上限の案:看板と備品に120米ドル
  • 初稿: 列が短くなるメモで確認後: 待ち時間の基準値はまだない
初稿の4つの主張を、企画メモと照らし合わせました。どれも、メモに書かれている以上のことを言っていました。

「元のノートを開く」が使えるならそれを使い、なければ自分でノートを開き直します。そのうえで、実際に映す大きさでスライドを確認します。長い行は短くし、細かい説明は話す部分に回しましょう。

05

リハーサルしてから、ディスプレイにつなぐ

  1. iPhoneでスライドを開き、流れをリハーサルします。最初と最後のスライド、読み上げる数字を確認します。
  2. AirPlayを使うなら、iPhoneと対応する受信機器を同じWi-Fiネットワークにつなぎます。コントロールセンターの「画面ミラーリング」から受信機器を選ぶ方法は、リンク先のAppleの説明にあります。
  3. ケーブルを使うなら、iPhoneと会場の機器に合ったアダプタや接続方法を使います。ディスプレイ側で、正しい入力を選びます。
  4. 外部ディスプレイをつないだ状態でスライドを開きます。Phraseでは、そのディスプレイにスライドを全画面で映し、iPhoneは操作に使えます。始める前に、聞き手から見える画面を確認しましょう。

できれば、会場の機器でリハーサルしましょう。接続がうまくいかなくても、ディスプレイの設定を直している間、iPhoneでスライドを確認できます。

ディスプレイをつなぐと、スライドが大きな画面いっぱいに映り、iPhoneでスライドを送れます。
06

聞き手に必要なファイルを選ぶ

Phraseは、スライドを1枚1ページのPDFで書き出します。現在、PowerPointの.pptxファイルには書き出せません。誰かがPowerPointでスライドを編集する必要があるなら、成果物を約束する前に、その作業の流れを決めておきましょう。PDFは読むのには向いていますが、編集できるPowerPointのファイルではありません。

スライドの作成と修正には、PhraseのクラウドのAIサービスを使い、Proに含まれます。現在の利用上限は、アプリ内に表示されます。

出典と編集上の注記

出典は2026年9月8日に確認しました。Appleの機能の手順は、下にリンクしたAppleの最新のドキュメントに沿っています。条件はiOSのリリースごとに変わります。

Phraseの開発元であるEversightが公開しています。編集方針・修正を提案する