比較
PhraseとGranolaの比較(対面会議とオンライン会議)
音声、保存、アカウント、料金。2026年9月25日に、Granolaの公式ページで確認しました。
要点
どちらのアプリもボットなしで会議のノートを作り、どちらもiPhoneで対面の会議に使えます。会議のほとんどがMacやWindowsパソコンでのビデオ通話なら、あるいはチームでSlack、Notion、CRMにノートを共有しているなら、Granolaが向いています。録音をノートと一緒に残したい、手元の録音やPDFを読み込みたい、GoogleやMicrosoftのアカウントでサインインしたくないなら、Phraseが向いています。
GranolaとPhraseは、どちらも会議ボットを使わず、どちらにもiPhone、Mac、Apple Watchのアプリがあります。違いは、それぞれが何を聞き、何を残すかです。Granolaは通話ではパソコンの音声を取り込み、文字起こしのあとに音声を削除します。Phraseはその場の声を録音し、録音をノートと一緒に残します。Phraseは私たちが作っています。このページのGranolaに関する情報は、Granolaの公式サイトとヘルプセンターによるものです。
Granolaが向いている場合
- 会議のほとんどがMacやWindowsパソコンでのビデオ通話で、ボットなしで通話の音声からノートを作りたい。
- 会議中に少しメモを打っておき、終わったら、文字起こしをもとにGranolaに肉付けしてほしい。
- チームでフォルダを使ってノートを共有し、Slack、Notion、HubSpot、Attio、Affinityに送っている。メンバーにWindowsやAndroidのユーザーがいる。あるいは、会社でSSOやGranolaのSOC 2 Type IIレポートが必要。
- 録音はいっさい残したくない。Granolaは、文字起こしが終わると音声を削除します。
Phraseが向いている場合
- 話された内容を、もう一度聞きたい。録音はノートと一緒に残り、iPhoneでは文字起こしの行をタップすると、その場面が再生されます。
- ライブの会議だけでなく、録音、動画、PDF、ホワイトボードの写真もノートにしたい。
- GoogleやMicrosoftのアカウントでサインインしたくない。Phraseには、アカウントそのものがありません。
- iPhoneで、講義や、複数の言語が混じる会話を録音する。Phraseは100以上の言語を文字起こしし、会話の途中での切り替えにも対応します。Proなら、講義を暗記カードやクイズにできます。
比較表
| 違い | Phrase | Granola |
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| 対応環境 | iPhone、iPad、Mac、Apple Watch向けのアプリ。iOS 26またはmacOS 26以降が必要で、Mac版はMac App Storeで配信しています。 | Mac(macOS 14以降)、Windows、iOS、Android、Apple Watch(watchOS 11以降)向けのアプリ。Web版ではノートを開いて編集できますが、録音はできません。Mac版は、Granolaのサイトからダウンロードします。Granolaのセットアップ |
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| オンライン通話 | ボットなし。録音するのはマイクが拾う音だけで、Macでもほかのアプリの音声は取り込まないため、ヘッドフォンで通話していると、相手側の声は録音されません。 | ボットなし。MacとWindowsではマイクに加えてシステム音声も取り込むので、Zoom、Google Meet、Teamsなどの通話アプリも文字起こしできます。スマートフォンのアプリでは、通話アプリの音声は取り込めません。文字起こしの仕組み |
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| 対面の会議 | iPhone、iPad、Mac、Apple Watchで録音。 | iPhone、Android、Apple Watchのアプリは対面の会議向けで、デスクトップアプリも対面の会話を文字起こしできます。iOSでは、Granola独自の発信機能でかけた電話のノートもとれます。モバイル版Granola |
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| 会議後の音声 | ノートと一緒に残ります。タイムスタンプつき・話者ごとの文字起こしと一緒に再生でき、どの場面にも移動できます。 | 文字起こしのあとに削除され、文字起こしとノートが残ります。ヘルプセンターによれば、音声の録音に対応する予定はありません。Granolaのセキュリティ |
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| ファイルの読み込み | 音声や動画のファイル、PDF、一度に8枚までの写真を読み込め、それぞれ元のデータを添付したノートになります。 | ライブの会議のみ。MP3など、録音済みの音声ファイルの読み込みには対応していません。文字起こしの仕組み |
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| アカウントとカレンダー | 会員登録、Phraseのアカウント、カレンダーとの接続は、どれも不要。ノートは手元の端末に保存され、Proならご自身のiCloudで同期します。ノートを作成するため、録音はアップロードされて処理されます。 | GoogleかMicrosoftでサインイン(EnterpriseではSSO)。GoogleカレンダーかOutlookと同期し、Appleの「カレンダー」には対応していません。ノートはGranolaの米国にあるクラウドに保存され、端末にキャッシュされます。機能のリクエスト |
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| 文字起こしの言語 | 100以上の言語。自動で判別し、途中で言語が切り替わる会話にも対応。 | MacとWindowsでは31言語で、会議中の言語の切り替えにも対応。iPhoneとAndroidでは17言語で、会議ごとに1言語を選びます。多言語対応 |
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| 共有と連携 | 個人のノートのためのアプリで、共有のワークスペースはありません。Proなら、ToDoを「リマインダー」に追加し、会議を「カレンダー」に入れ、メールを下書きします。どれも承認してから。 | 共有リンクと共有フォルダは全プランで利用可能。SlackはBasicから、Notion、Zapier、HubSpot、Attio、AffinityはBusinessから。APIはBusinessとEnterpriseで利用できます。連携は、デスクトップアプリから動作します。Granolaの料金 |
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| 料金 | 無料でダウンロードでき、ノートを同時に100件まで保存し、録音やファイルからのノート作成を1回試せます。ProはiPhone、iPad、Mac共通のApp Storeのサブスクリプションで、AIの利用上限があります。現在の価格はApp Storeに表示されます。 | Basicは0ドルで、1日の文字起こしの上限はなし。ただし30日より前のノートは、アップグレードするまでアプリで非表示になります。Businessは1ユーザーあたり月額14ドル(月払い)、Enterpriseは1ユーザーあたり月額35ドル。モバイル版とApple Watch版は無料で使えます。Granolaの料金 |
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パソコンの音声か、その場の声か
Granolaが拾うのは、パソコンの音声です。MacやWindowsパソコンではマイクに加えてシステム音声も取り込むので、会議にボットを入れずに、Zoom、Google Meet、Teamsなど、どの通話アプリでも使えます。iPhone、Android、Apple Watchのアプリはマイクを使い、対面の会議と、iOSではGranolaの発信機能でかけた電話に対応しています。
Phraseが拾うのは、どのデバイスでもその場の声です。iPhone、iPad、Mac、Apple Watchのマイクが拾う音を録音し、Macでもほかのアプリの音声は取り込まないため、ヘッドフォンでの通話で両方の声を録音できるのはGranolaです。会議室、教室、インタビューなら、どちらのアプリでも使えます。違いは、それぞれが何を残すかにあります。

音声を残すか、削除するか
Granolaは、会議の音声を文字起こしが終わると削除し、文字起こしとノートを残します。ヘルプセンターによれば、音声の録音に対応する予定はありません。録音をいっさい残したくないなら、それはGranolaを選ぶ理由になります。Phraseは録音をノートに添付したまま残すので、何かが決まった瞬間を再生し、どんな口調で話されたかを聞けます。
ノートの作り方も違います。Granolaでは、会議中にざっくりメモを打っておくか、何も打たずにおくと、会議の終わりに、そのメモと文字起こしを組み合わせます。Phraseは、録音を止めたあとにノートを作ります。決定事項とToDoを含む要約が、書き直し、並べ替え、書き足しができる文書として届きます。Phraseは手元の録音や、動画、PDF、ホワイトボードの写真も読み込めますが、Granolaが文字起こしするのは、ライブの会議だけです。

アカウント、カレンダー、チーム
GranolaはGoogleかMicrosoftでサインインし、会議の文脈を得るためにGoogleカレンダーかOutlookと同期して、ノートを米国にあるクラウドに保存します。ヘルプセンターでは、Appleの「カレンダー」は非対応とされています。チーム向けには、全プランで共有リンク、共有フォルダ、ワークスペースがあり、BasicではSlack、BusinessではNotion、Zapier、HubSpot、Attio、Affinityと連携できます。
Phraseには、アカウントも、チームのワークスペースもありません。ノートは手元の端末に保存され、Proならご自身のiCloudでiPhone、iPad、Macの間を同期し、App Storeのサブスクリプションひとつで使えます。ノートを作成するときは、録音をアップロードしてクラウドで処理します。Proなら、ToDoを「リマインダー」に追加し、次の会議を「カレンダー」に入れ、まとめのメールを下書きでき、どれも実行の前に確認します。

対面の会議を録音するなら、ボットなしのAI議事録とiPhoneで会議を録音する方法もご覧ください。Macなら、まずはMac版Phraseから。
よくある質問
PhraseとGranola:よくある質問
Granolaの公式の料金ページとヘルプページで、2026年9月25日に確認しました。
Granolaは対面の会議に使えますか?
はい。GranolaのiPhone、Android、Apple Watchのアプリは対面の会議向けで、MacとWindowsのアプリも、同じ部屋での会話を文字起こしできます。Phraseとの大きな違いは、音声の扱いです。Granolaは文字起こしのあとに音声を削除し、Phraseは録音をノートと一緒に残すので、どの場面でも再生できます。
Granolaは会議の録音を残しますか?
いいえ。Granolaのセキュリティのページによれば、会議の音声は保存せず、文字起こしとノートを残します。ヘルプセンターでも、音声の録音に対応する予定はないとしています。Phraseは各ノートに録音を添付したまま残し、自由に移動できるタイムスタンプつきの文字起こしもつけます。音声を残したくないなら、Granolaのほうが合っています。
Phraseでも、Granolaのように、MacでZoomやTeamsの通話を録音できますか?
いいえ。Mac版Phraseが録音するのはMacのマイクが拾う音だけで、ほかのアプリの音声は取り込みません。そのため、ヘッドフォンで通話していると、相手側の声は録音されません。GranolaはMacとWindowsでシステム音声を取り込むので、ボットなしで、Zoom、Google Meet、Teamsなどの通話アプリに対応します。オンライン通話には、Granolaのほうが向いています。
GoogleやMicrosoftのアカウントは必要ですか?
Granolaには必要です。GoogleかMicrosoftでのサインイン(EnterpriseではSSOも)に対応し、GoogleカレンダーかOutlookに接続します。Phraseには、会員登録もPhraseのアカウントもありません。ノートは手元の端末に保存され、Proならご自身のiCloudで同期します。ノートを作成するため、Phraseは録音ごとにアップロードして、クラウドで処理します。
GranolaとPhraseの料金を比べるとどうですか?
2026年9月25日時点のGranolaの料金ページによると、Granola Basicは0ドルで、1日の文字起こしの上限はありませんが、30日より前のノートは、アップグレードするまでアプリで非表示になります。Businessは1ユーザーあたり月額14ドル、Enterpriseは35ドルで、モバイルアプリは無料で使えます。Phraseは無料でダウンロードでき、ノートを同時に100件まで保存し、録音やファイルからのノート作成を1回試せます。ProはiPhone、iPad、Mac共通のApp Storeのサブスクリプションです。
手元の録音を、GranolaやPhraseに読み込めますか?
Granolaはライブの会議向けで、MP3など、録音済みの音声ファイルの読み込みには対応していません。Phraseは、音声や動画のファイル、PDF、一度に8枚までの写真を読み込み、それぞれ元のデータを添付したノートにします。無料版では録音やファイルからのノート作成を1回試せ、Proならさらに多く作成できます。

次の会議で、Phraseを試してください。
iPhone、iPad、Macに無料でダウンロードでき、ノートを100件まで保存し、録音からのノート作成を1回無料で試せます。アカウントを作る必要はありません。