音声・文字起こし

覚えている言葉で、ボイスメモの録音を検索する

言ったことは覚えている。でも、どの録音だったかは覚えていない。Appleはすでに文字起こしの中まで検索しているので、たいていの場合、問題は、検索するときにどのアプリを開いているかです。ボイスメモの検索で、覚えている言葉から録音を見つける方法をまとめました。

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検索

「日付フィルター」

  1. 01タイトルに一致・顧客との通話
  2. 02文字起こしに一致・00:12
  3. 03文字起こしなし・検索できない
結果は3件。中身の言葉があるのは2件だけ。
検索で見つかるものと、見つからないもの
要点

ボイスメモの検索フィールドに、その言葉を入力します。Appleの説明では、タイトルまたはオーディオの文字起こしにそのテキストが含まれる録音のみがリストに表示されます。文字起こしされていない録音には、一致させるテキストがありません。文字起こしには、iPhone 12以降と、対応する言語が必要です。

02

「メモ」の検索は、1つの録音の中だけ

「メモ」でもオーディオを録音して文字起こしでき、その文字起こしには「文字起こしを検索」という専用の検索があります。役には立ちますが、範囲は狭く、開いている録音の中しか探しません。

  • 「文字起こしを検索」は、開いているメモの録音の中で、一致した箇所から箇所へ移動します。
  • 「メモに文字起こしを追加」は、言葉をメモの本文に、普通のテキストとして書き込みます。
  • 「文字起こしをコピー」は、全体をクリップボードに入れ、ほかの場所で使えるようにします。

見落とされがちなのが2つ目で、これが言葉の置き場所を変える操作です。オーディオプレーヤーに付いた文字起こしと、メモの本文に書き込まれた文字起こしは、検索フィールドから見れば別のものです。「メモ」のリストの検索がどちらに届くのか、両方なのかは、自分のデバイスで確かめる価値があります。下のステップ3で確かめられます。

03

どの検索も、見ているのは自分のアプリの中身だけ

下の検索フィールドは、どれも同じことをしています。自分のアプリが持っているものを探すのです。問題は、Appleがファイル名しか検索しないことではありません。いくつものアプリがそれぞれに録音を抱え、どれもほかのアプリの中を見られないことです。

検索する場所一致するもの届かないもの見つからないときの様子
ボイスメモの検索フィールドボイスメモにある録音のタイトルと、オーディオの文字起こし。「メモ」の中の音声、ほかのアプリの音声、文字起こしのない録音。確かに口にした言葉なのに、リストが空になる。
「メモ」の「文字起こしを検索」開いている1つの録音の、文字起こしの中の言葉。ほかのすべての録音、ほかのすべてのメモ、ボイスメモ全体。見つかりはする。ただし、メモを6つ手で開いたあとで。
ホーム画面からのiPhoneの検索各アプリがシステムの索引に渡すものを、1つのフィールドで検索。アプリが自分の中だけにとどめているもの。ボイスメモが何を渡しているかは、Appleの文字起こしのページには書かれていない。前もってはわからない。自分のiPhoneで確かめるには、下のセルフテストのステップ3のdを使う。
Phraseのライブラリノートのタイトル、要約、本文の全文検索。ノートの元が何であっても対象。中国語、日本語、韓国語は部分一致で検索できる。取り込んでいないもの。ライブラリが検索するのは、ほかと同じく自分の中身だけ。録音を読み込んでいなかったので、言葉が見つからない。

まず3列目を読みましょう。結果が空だったとき、その言葉が本当にないのか、それとも違うアプリで検索しているのかを教えてくれるのは、この列です。

04

自分のiPhoneで、5分のテストをする

使えるかどうかは、機種、言語、地域、iOSのバージョンで変わります。自分のiPhoneに当てはまる答えは、自分で確かめたものだけです。一度、5分かけるだけです。

録音の検索を確かめる5分のセルフテスト
うっかり口にすることのない、テスト用の言葉を決めます。「アーティチョーク」のような言葉でも、造語でもかまいません。

ステップ1. 20秒ずつ、2回録音する
ボイスメモ:録音ボタンをタップし、普通の文を1つ話して、その途中でテスト用の言葉をはっきり言い、止める。
  そのあと、録音の名前を、テスト用の言葉を含まない名前に変える。
メモ:新しいメモで「オーディオを録音」を選び、同じことを話して止める。

ステップ2. 両方で文字起こしができるのを待つ
ボイスメモ:録音を選び、その他ボタンをタップして、「文字起こしを表示」を選ぶ。
メモ:オーディオを開き、文字起こしの表示を探す。
どちらかに文字起こしが表示されなければ、それを書き留める。それも結果の1つ。

ステップ3. テスト用の言葉を4か所で検索する
a. ボイスメモの検索フィールド。
b. 「メモ」の録音の中の「文字起こしを検索」。
c. メモを開かずに、「メモ」のリストの検索フィールド。
d. ホーム画面の中央から下にスワイプして開く、iPhoneの検索。

ステップ4. それぞれの横に結果を書く
ボイスメモの検索フィールド:見つかった/見つからない
「文字起こしを検索」(メモ):見つかった/見つからない
「メモ」のリストの検索:見つかった/見つからない
iPhoneの検索:見つかった/見つからない

テストした日:____________
iPhoneの機種:____________ iOSのバージョン:____________

結果からわかること
見つかった場所は、次に文を見失ったときに検索する価値のある場所。
見つからなかった場所は、もう2分を無駄にしなくていい場所。
iOSをアップデートしたあと、頼りにしていた検索で何も見つからなくなったら、テストをやり直す。
テキストファイルをダウンロード

2つのテスト録音は、1か月残しておきましょう。あとで検索の様子がおかしいとき、わかっている場所にあるわかっている言葉で、検索が壊れたのか、それとも録音にもともと言葉がなかったのかを見分けられます。

05

文字起こしのない録音には、一致させるものがない

検索は、文字起こしの下流にあります。Appleは、文字起こしの条件として、iPhone 12以降と、英語(すべてのバリアント)、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、フランス語、ドイツ語、日本語、韓国語、簡体字中国語、繁体字中国語を挙げ、「一部の国や地域ではご利用いただけません」としています。条件を1つでも満たさなければ、録音はただの録音のままで、検索フィールドが読める言葉を持ちません。

  • 古い録音も、あきらめる必要はありません。Appleによると、iOS 17以前に録音したものも、発話が含まれていれば、現在のバージョンで開いたときに文字起こしされます。開くことがきっかけになるので、手をつけていない過去の録音は、ひととおり開くまで検索できないままです。
  • 「メモ」では、音声を削除すると言葉も一緒に消えます。Appleははっきりと「オーディオ録音を削除すると、文字起こしも削除されます」と書いています。容量を空けるための整理が、唯一のテキストを消す操作にもなるのです。
  • 探している言葉が名字、製品名、略語なら、代わりに同じ文の中の普通の言葉で検索しましょう。一致する言葉は1つあれば十分です。

Phraseは、録音、読み込んだ音声ファイル、PDF、写真など、取り込んだものをノート自体に残し、ノートのタイトル、要約、本文を全文検索します。中国語、日本語、韓国語は部分一致で検索できるので、言葉の一部だけでも見つかります。元の音声は添付されたままで、文字起こしはタイムスタンプつきの区切りに分かれているため、検索で見つかった箇所から、その文が話された秒まで戻れます。

Phraseのアシスタントが、2つのノートを検索したうえで「プレオープンについて何を決めた?」という質問に答え、両方のノートへのリンクを添えています。
Phraseに質問すると、ノートを検索し、見つかったノートを読んで、そのノートへのリンクつきで答えます。
06

よくある質問

  • ボイスメモの中を検索するには? 検索フィールドに言葉を入力します。Appleによると、リストは、タイトルかオーディオの文字起こしにそのテキストを含む録音に絞り込まれます。録音を開き、文字起こしの中で語句を選択すると、その場面に再生ヘッドが移動します。
  • 録音とメモをまとめて検索できる? 標準の検索フィールドではできません。ボイスメモはボイスメモを、「メモ」は「メモ」を検索し、どちらも相手には届きません。検索結果を1つのリストにするには、まず素材を1か所に集める必要があります。それは、どこで録音するかを選ぶときに決まることです。
  • ボイスメモの文字起こしは、どの言語に対応している? 10言語です。機種と地域の条件とともに、上のセクションに挙げています。使う言語がそこにあるのに文字起こしが表示されないなら、問題は機能ではなく録音のほうにあります。
  • Apple Watchの録音にも文字起こしはつく? AppleのApple Watchのガイドが説明しているのは、文字起こしではなく同期です。Apple Watchの録音は、Apple Accountでサインインしているデバイスに自動的に同期され、別の「Watch録音」の項目に表示されます。まずそこを見てから、上のiPhoneの条件を当てはめます。
  • 確かに言ったはずの言葉が、なぜ検索で見つからない? よくある理由は2つです。録音に文字起こしがなく、一致させるテキストがない。あるいは、文字起こしが別の言葉として聞き取っている。名字、製品名、略語は、音の似た普通の言葉になりがちです。代わりに同じ文の中の普通の言葉で検索すれば、録音が見つかります。

このページで扱うのは、すでにある言葉を見つける方法です。そもそも文字起こしを用意すること、表示されない文字起こしを直すことは、それぞれ別の作業で、このセクションの別のページで扱っています。

出典と編集上の注記

出典は2026年9月25日に確認しました。Appleの機能の手順は、下にリンクしたAppleの最新のドキュメントに沿っています。条件はiOSのリリースごとに変わります。

Phraseの開発元であるEversightが公開しています。編集方針・修正を提案する