講義・学習

iPhoneで講義を録音する方法

iPhoneで講義を録音するなら、聞き逃したところをあとで見つけられることが大切です。授業前の少しの準備で、あとから聞き直す時間を大きく減らせます。

ガイドを読む
講義の前に

少しの準備で、
録音が変わる。

  • 録音してよいか確認
  • iPhoneの置き場所を決める
  • 録って、聞いて、調整
そして、録音開始。
講義を録音するためのチェックリスト
要点

授業の録音に関するルールを確認し、講師の声がはっきり入る場所にiPhoneを置いて、短く試し録りをします。録音にはボイスメモかPhraseを使います。授業のあとは、録音の名前に科目とテーマを入れ、ノートに印をつけた場面を聞き直します。

01

授業の前に:許可と音を確認する

始める前に、授業の録音と共有に関するルールを確認しましょう。ルールがはっきりしない場合は、文字起こしサービスで処理してよいかも含めて、担当の先生に確認します。個人の勉強のための録音が認められていても、共有まで認められているとは限りません。

  • iPhoneを充電し、新しい録音のための空き容量があるか確認します。
  • 講師の声が入る近さの、安定した場所に置きます。マイクを、かばんや袖、ノートでふさがないようにします。
  • その位置で短く試し録りをして、聞き返します。言葉が聞き取れなければ、授業が始まる前に位置を変えます。
  • 不要な通知はオフにします。Appleによれば、ほかのアプリでオーディオの再生が始まると、ボイスメモの録音は止まります。オーディオの再生は避け、アプリを切り替えたあとは、録音が続いているかを確認しましょう。

これらは実用的な準備のコツで、音声の性能テストの結果ではありません。教室、距離、マイク、話し手によって、録れる音は変わります。

02

どこで録音するかを選ぶ

次にしたいこと最初の選択肢
音声を残して、いくつかの箇所を聞き直すiPhoneにもともと入っているボイスメモ
対応する文字起こしを、自分のノートにコピーするボイスメモの文字起こし
録音を添付した、編集できるノートを作るPhraseで録音するか、あとから音声を読み込む

講師の声が、いちばん早く、大きく届きます。

座る場所で、iPhoneがいちばんよく拾う音が変わります。講師の声か、教室のざわめきか、プロジェクターのファンか。

ボイスメモでは、始めに録音ボタン、終わりに停止ボタンをタップします。保存された録音をタップして、名前を変更します。一時停止と再開にも対応しています。いまの操作方法は、下にリンクしたAppleのガイドをご覧ください。

Phraseでは、アプリで録音を始め、終わったら音声をノートの作成に回します。処理にはクラウドのサービスを使います。作成されたノートを頼りにするのは処理が終わってからにし、確認のために元の音声も残しておきましょう。

現在のPhraseでは、録音や読み込む音声ファイルの長さは2時間までです。それより長いゼミは、区切りのよいところで分け、上限まで余裕を持たせましょう。ほかのアプリの録音を読み込む前には、最新のファイルの上限を確認してください。

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聞きながら、目印を書いておく

講師の話を手で書き起こす必要はありません。テーマ、スライドの番号、もう一度見るべきところのおおよその時間を書きます。下は、そのまま使える架空の授業メモの例です。

授業に添える短いメモ
科目:デザイン史
テーマ:バウハウスの工房
日付:[授業の日付]

08:20 「形態は機能に従う」の定義。言い回しを確認
21:10 椅子の例、スライド14
35:40 課題についての質問。スケッチが必要か聞く

授業のあと:まず課題の説明を聞き直す。
テキストファイルをダウンロード

許可されていれば、視覚的な情報は別に記録しましょう。「この図」がどんな図だったかは、音声ではわかりません。スライドの番号や自分で描いたスケッチがあれば、あとで説明と結びつけられることが多いものです。

04

録音を復習用のノートにする

  1. 録音の名前を、科目、日付、テーマにします。毎週、同じ名前のつけ方にします。
  2. 印をつけた箇所を聞き直します。課題の説明と、自信のなかった定義から始めます。
  3. Phraseを使う場合は、作成された要約と文字起こしを、音声と一緒に見直します。名前、用語、数字は、自分のノートで修正します。
  4. 何も見ずに答えられるべき問いを、短いリストにします。これを、暗記カードやクイズの出発点にします。

1学期分の録音がたまって試験が近いなら、録音した講義を3回に分けて復習する方法を使えば、どの講義も最初から聞き直すことなく、たまった録音を問いに変えられます。

Phraseでは、許可されたPDFの配布資料や、自分のノートの写真も読み込めます。どの資料がどの答えの根拠かを、把握しておきましょう。AIの要約は、講師が付け加えた条件を落とすことがあります。

iPhoneのPhraseで開いた講義ノート。PHYS 102・第9回講義で、プリズムの実験の写真、要点、スネルの法則が並んでいます。
録音した講義が、Phraseのノートに。要点、板書の数式、実験の写真がまとまっています。

Phraseでは、録音やファイルからのノート作成を1回無料で試せます。それ以降のノート作成、AI機能、任意のiCloud同期はProに含まれます。現在のAIの利用上限は、アプリ内に表示されます。

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音声で答えが出ないとき

マイクが拾えなかった声は、文字起こしでも確実には取り戻せません。音声でも文字起こしでもはっきりしない言葉は、配布資料と比べるか、先生に聞きましょう。確かめられるまでは、ノートにはっきり空欄を残しておきます。

次の授業では、iPhoneの位置を調整し、短い試し録りをもう一度します。元の録音がはっきりしていれば、そのあとのすべての作業がやりやすくなります。

出典と編集上の注記

出典は2026年9月8日に確認しました。Appleの機能の手順は、下にリンクしたAppleの最新のドキュメントに沿っています。条件はiOSのリリースごとに変わります。

Phraseの開発元であるEversightが公開しています。編集方針・修正を提案する