ボイスメモのヘルプ

ボイスメモがMacに同期されないときに確認すること

録音はiPhoneにあるのに、Macのボイスメモは昨日のまま。その音声を大きな画面で扱いたいのに、先に進めません。iPhoneのボイスメモがMacに同期されないときに確認することを、順番にまとめました。

ガイドを読む
やり直す前に

文字起こしが出ないときは

  1. 01機種と言語を確認
  2. 02元の音声を聞く
  3. 03音声のコピーを残す
原因を見つけて、次の手を選ぶ。
困ったときの確認リスト
要点

ボイスメモは、同じApple AccountにサインインしているデバイスどうしでiCloudを通じて同期されます。ただし、デバイスごとにiCloud設定で「ボイスメモ」がオンになっている場合に限ります。iPhoneは「設定」>「[自分の名前]」>「iCloud」>「すべてを表示」。macOS 15以降のMacは「システム設定」>「[自分の名前]」>「iCloud」>「すべてを表示」です。Macのリストに「ボイスメモ」がなければ、アプリを一度開きます。

01

iPhoneとMacの両方で、iCloudの「ボイスメモ」をオンにする

AppleのMac向けガイドは、同期を1文で説明しています。iCloudを使用すると、同じApple AccountにサインインしているMac、iPhone、iPad、Apple Vision Proのボイスメモに、録音が自動的に表示される、というものです。これを可能にするスイッチは、デバイスごとに設定します。iPhoneでオンにしても、Macには反映されません。

  1. iPhoneで、「設定」>「[自分の名前]」>「iCloud」と選択し、「すべてを表示」をタップして、「ボイスメモ」をオンにします。
  2. Macで、ボイスメモを開き、いったん終了します。Appleによると、一度も開いたことがないアプリは、iCloudのリストに表示されない場合があります。
  3. アップルメニュー>「システム設定」と選択し、サイドバー上部で自分の名前をクリックしてから、「iCloud」をクリックします。
  4. 「iCloudに保存」の横にある「すべてを表示」をクリックし、「ボイスメモ」がオンになっていることを確認します。
iPhoneで
  1. 設定
  2. [自分の名前]
  3. iCloud
  4. すべてを表示
  5. ボイスメモ
  6. オン
Macで
  1. システム設定
  2. [自分の名前]
  3. iCloud
  4. すべてを表示
  5. ボイスメモ
  6. オン

両方で同じApple Accountを使います

iPhoneとMacのどちらでも、iCloud設定の同じ「ボイスメモ」のスイッチをオンにし、同じApple Accountを使います。

このMacの手順は、macOS 15以降のものです。それより前のバージョンでは、スイッチがiCloud Driveの中にあり、各バージョンのAppleのガイドにもそう書かれています。Ventura 13とSonoma 14では、「システム設定」>「[自分の名前]」>「iCloud」と進み、「iCloud Drive」の横にある「オプション」で「ボイスメモ」を選択します。Mojave 10.14からMonterey 12までは「システム環境設定」から始まり、「iCloud Drive」をオンにして「オプション」をクリックし、「ボイスメモ」を選択します。「iCloud Driveを確認して」というアドバイスは、ここから来ています。

設定を開いたついでに、iPhoneでは「設定」のいちばん上、Macでは「システム設定」のサイドバーのいちばん上にあるアカウント名を確認しましょう。2つは同じでなければなりません。Appleも、iCloudに接続できないときに最初に試す3つの手順の1つに、この確認を挙げています。

02

チェックリストをコピーして、上から順に確認する

順番には意味があります。1と2は、Appleが挙げている2つの条件です。3の10秒のテスト録音で、問題を半分に絞り込めます。テストがMacに届けば、同期は動いていて、問題は1つのファイルにあります。届かなければ、何かがすべての録音を止めています。

ボイスメモの同期チェックリスト(iPhoneからMacへ)
ボイスメモの同期チェック:iPhoneからMacへ
2026年9月25日に、iOS 27とmacOS 27のAppleサポートページで確認。

1. 同じApple Account
[ ] iPhone:「設定」を開き、いちばん上の名前を確認する。
[ ] Mac:「システム設定」を開き、サイドバーのいちばん上の名前を確認する。
[ ] アカウントが違う? 先に進む前に、同じアカウントにサインインする。

2. 「ボイスメモ」のスイッチを、両方のデバイスでオンに
[ ] iPhone:「設定」>「[自分の名前]」>「iCloud」>「すべてを表示」>「ボイスメモ」をオン。
[ ] Mac:ボイスメモを一度開いて終了し、リストに表示されるようにする。
[ ] macOS 15以降:「システム設定」>「[自分の名前]」>「iCloud」>「すべてを表示」(「iCloudに保存」の横)>「ボイスメモ」をオン。
[ ] macOS 13または14:「システム設定」>「[自分の名前]」>「iCloud」>「iCloud Drive」の横の「オプション」>「ボイスメモ」を選択。
[ ] macOS 10.14〜12:「システム環境設定」>「iCloud」(10.15以降は「Apple ID」の中)>「iCloud Drive」をオン>「オプション」>「ボイスメモ」を選択。

3. 10秒のテスト
[ ] iPhoneで10秒録音する。時刻を声に出して言う。
[ ] iPhoneはWi-Fiにつないだままにする。Macでボイスメモを開く。
[ ] テストが届いた:同期は動いていて、問題は1つのファイル。5へ。
[ ] テストが届かない:4へ進む。

4. すべての録音を止めるもの
[ ] iCloudストレージ:iPhoneで「設定」>「[自分の名前]」>「iCloud」。いっぱいになると、iCloudアプリがデバイス間で同期されなくなる。
[ ] Appleシステム状況ページ:iCloudのサービス停止や定期メンテナンスはないか。
[ ] 両方のデバイスが、最新のiOSとmacOSか。
[ ] Wi-Fiがない場所:「設定」>「モバイル通信」(または「モバイルデータ通信」)がオンか。

5. 1つの録音だけを見えなくするもの
[ ] iPhone(デフォルトで30日間)とMacの「最近削除した項目」。
[ ] レイヤーのある録音で、MacがmacOS 15.1以前? Macには表示されない。macOSをアップデートするか、「レンダリング済み」で送る(6)。

6. 最後に
[ ] iPhoneとMacを再起動し、3のテストをもう一度行う。
[ ] 今日中にファイルが必要:iPhoneで「その他のアクション」>「共有」>「オプション」>「レンダリング済み」を選び、AirDropでMacに送る。

Appleサポートに問い合わせる場合
iPhoneの機種とiOSのバージョン:
Macの機種とmacOSのバージョン:
Macに届いたもの、届かなかったもの:
実施済みの確認:
テキストファイルをダウンロード

コピーするか、テキストファイルをダウンロードして、iPhoneをMacのそばに置いたまま確認していきましょう。

03

Macの状態から、考えられる原因を探す

見えている状態考えられる原因試すこと
iPhoneの録音が一度も表示されたことがないどちらかのデバイスでiCloudの「ボイスメモ」がオフになっているか、2台が別々のApple Accountを使っている両方でスイッチをオンにしてから、アカウント名を比べる
MacのiCloudのリストに「ボイスメモ」がないそのMacでアプリを開いたことがないボイスメモを一度開いてから、もう一度リストを確認する
以前は届いていたのに、届かなくなったiCloudストレージがいっぱい、iPhoneがオフラインだった、またはiCloudのサービス停止ストレージを確認し、iPhoneをWi-Fiにつなぎ、Appleシステム状況ページを見る
1つの録音だけがMacに届かないレイヤーのある録音で、MacがmacOS 15.1以前macOSをアップデートするか、その録音を「レンダリング済み」で送る
録音が両方のデバイスから消えたどちらかのデバイスで削除されたそれぞれのデバイスで「最近削除した項目」を開く

引っかかりやすいのが4行目です。AppleのMac向けガイドによると、対応しているiPhoneモデルで録音されたレイヤーのある録音は、macOS 15.1以前のMacには表示されません。同じiPhoneのほかの録音は、いつもどおり届きます。同期が気まぐれに失敗しているように見えますが、原因は1つのファイル形式と1つのmacOSのバージョンです。

04

待ち続ける前に、削除、ストレージ、接続を確かめる

削除も同期されます。AppleのMac向けガイドによると、録音を完全に削除すると、同じApple AccountにサインインしているすべてのAppleデバイスから削除されます。Macに見当たらない録音は、iPhoneで削除されたのかもしれません。同期されなかったと判断する前に、両方の「最近削除した項目」を確認しましょう。

iPhoneでは、削除した録音はデフォルトで30日間「最近削除した項目」に保存されます。この期間は、「設定」>「アプリ」>「ボイスメモ」>「削除したものを消去」で変更できます。「最近削除した項目」をタップし(表示されない場合は「戻る」ボタンをタップ)、録音をタップしてから「復元」をタップします。Macでは、「サイドバー」ボタンをクリックし、「最近削除した項目」を選択してから録音を選択し、「復元」、「録音を復元」の順にクリックします。「削除したものを消去」で、すぐに消去するよう設定していた場合は、復元できるものはありません。

iPhoneで
  1. ボイスメモ
  2. 最近削除した項目
  3. 対象の録音
  4. 復元
Macで
  1. サイドバー
  2. 最近削除した項目
  3. 対象の録音
  4. 復元
  5. 録音を復元

デフォルトで30日間保存されます。「設定」の「削除したものを消去」で変更できます。

削除した録音は、iPhoneでもMacでも、デフォルトで30日間「最近削除した項目」に残ります。

次はストレージです。Appleによると、iCloudのボイスメモを使うと、録音はiCloudに保管されます。そしてiCloudストレージが不足すると、iCloud Driveやその他のiCloudアプリがデバイス間で同期されなくなります。無料で使えるのは5GBで、バックアップや写真と共有です。iPhoneで「設定」>「[自分の名前]」>「iCloud」と進み、「ストレージ」または「アカウントのストレージを管理」をタップすると、何が容量を使っているかがわかります。

その次は、接続とApple側の状況です。iCloudに接続できないとき、Appleが最初に挙げる3つの手順は、Appleシステム状況ページでサービス停止がないか確認すること、すべてのデバイスで同じApple Accountを使っているか確かめること、最新のiOSとmacOSにアップデートすることです。Wi-Fiにつながっていないとき、「モバイル通信」(または「モバイルデータ通信」)がオフのiPhoneは、iCloudにまったくアクセスできないことがあります。

今日中にファイルが必要なら、手動で送りましょう。iPhoneで録音をタップし、「その他のアクション」ボタン、「共有」、「オプション」の順にタップします。「レンダリング済み」を選ぶと、オーディオエフェクトとレイヤーがすべてミックスされた1つの.m4aファイルになります。AirDropは、録音をMacに送る方法としてAppleが挙げているものの1つです。送ったコピーは、ボイスメモの外に、普通の音声ファイルとして届きます。

両方のデバイスの再起動は、最後に行います。ボイスメモの同期についてのAppleのページには再起動が載っていないので、そこに書かれている確認を終えてからにしましょう。そのあと、もう一度10秒のテストを録音します。

05

Phraseで録音すると、仕上がったノートとしてMacに届く

Phraseは、ボイスメモとは別に独自のライブラリを持ち、「iCloud同期」がオンのときは、ご自身のiCloudを通じて同期します。同期はProに含まれます。Phraseのアカウントはなく、デバイスですでに使っているApple Accountで動きます。

Mac版Phraseの設定。「iCloud同期」がオンで、iCloudと同期済みです。
Phrase自体の「iCloud同期」の設定をオン。Proなら、Phraseで録音した内容が、仕上がったノートとしてMacに届きます。

流れの順番が違います。iPhoneやApple WatchのPhraseで録音すると、音声はまず、タイトル、要約、文字起こしのあるノートになります。Proなら、そのノートが録音を添付した状態で、MacのPhraseに表示されます。1つのサブスクリプションでiPhone、iPad、Macに対応し、Mac版PhraseにはmacOS 26以降が必要です。

処理はクラウドで行われるため、インターネットへの接続が必要です。処理は、それを始めたデバイスで進みます。そのため、電車の中で録音したノートがMacに届くのは、iPhoneが音声をアップロードし、ノートができあがってからです。Macでノートを開いたときに音声がまだ届いていなければ、元データには、iCloudからダウンロード中であることが表示されます。

Phraseは、ボイスメモのライブラリを読み取りません。すでにある録音は、ボイスメモの録音を書き出す手順に沿ってファイルにし、MacのPhraseで⇧⌘Iを押して読み込むか、DockのPhraseのアイコンにドロップします。

06

ボイスメモが同期されないときによくある質問

iPhoneとMacでボイスメモが同期されないのはなぜ? まずは、Appleが挙げる2つの条件を確認します。iCloud設定の「ボイスメモ」のスイッチがデバイスごとにオンになっていること、そして両方のデバイスが同じApple Accountを使っていることです。どちらも満たしているなら、iPhoneで10秒のテストを録音します。届くかどうかで、同期そのものが動いているかがわかります。

ボイスメモをMacに同期するには? iPhoneとMacの両方でiCloud設定の「ボイスメモ」をオンにし、同じApple Accountにサインインしていれば、同期は自動で行われます。macOS 15以降では、Macのスイッチは「iCloudに保存」の横にある「すべてを表示」の中にあります。今すぐ1つのファイルだけ必要なら、AirDropで送りましょう。

Macでボイスメモが1つだけ見当たらないのはなぜ? 2つのことを確認します。対応しているiPhoneで録音したレイヤーのある録音は、macOS 15.1以前のMacには表示されません。また、どちらかのデバイスで削除した録音は「最近削除した項目」に入ります。iPhoneでは、「削除したものを消去」をもっと短く設定していない限り、デフォルトで30日間そこに残ります。

iPadにボイスメモが同期されないときも、同じ手順で直せる? はい。AppleはiPadにも、iPhoneと同じ手順を示しています。「設定」>「[自分の名前]」>「iCloud」と選択し、「すべてを表示」をタップして、「ボイスメモ」をオンにします。iPadも、iPhoneやMacと同じApple Accountにサインインしている必要があります。

出典と編集上の注記

出典は2026年9月25日に確認しました。Appleの機能の手順は、下にリンクしたAppleの最新のドキュメントに沿っています。条件はiOSのリリースごとに変わります。

Phraseの開発元であるEversightが公開しています。編集方針・修正を提案する